Love Song
僕はそんな3人の言葉に返事もせずに、近くにあったリモコンで彼女が歌をもう1度聴く。


なんで、彼女の歌は僕の胸を熱くさせるのだろうか?


どうしてこんなにも、詩が響くのだろうか?


「、、、来る、な」

「何がだよ!!」


龍弥が僕の言葉に突っ込む。


「今年、大賞の3連覇出来ねぇかもな」


僕の言葉に、さっきまでお茶らけていた3人の顔つきも変わる。


「そ、そんなことないですよ!!Freiheitは今年、シングル4枚、アルバム2枚、ライブDVDだって出してだ。今出てきたばかりの人間に、Freiheitが負けるわけ、、、」


マネージャーはそんな、何の意味もねぇフォローを入れる。


「100%ねぇって、言えるのか?」


僕はマネージャーに、キツメに言う。

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