Love Song
初音は、盛大のため息を溢す。


「愛莉のこと、あなたは好きですか?それとも、愛莉がただあなたのことを想いですか?」


初音の言葉に、來愛は困惑する。


「愛莉が、、、?」

「あなたは愛莉の気持ちを知らないんですか?愛莉がどんな必死で、あなたのこと守ろうとしてたか?」

「、、、守る?」


來愛は、初音の言葉を理解出来なかった。


そんな來愛に、初音はまた盛大のため息を溢した。


こんな男のどこが良いのか?


初音は、愛莉の気持ちが不思議でわからなかった。


愛莉のことだ。


彼の地位や顔に飛びついたんじゃないことは、初音もわかっていた。


だけど、自分の女がどんな状況で生きてきたかも知らない男に、、、


愛莉のことを任せても大丈夫なのだろうか?と、、、


初音は不安を持った。

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