Love Song
それから僕は、時間が許す限り、、、


彼女の元に足を運んだ。


そんなに時間があるわけじゃない。


それでも我が儘を言って、月に1度は休みを貰った。


それ以外は寝る間を惜しんでFreiheitのギターリスト、ライとして働いた。


誰にも、僕と彼女のことを言わせない。


彼女に会いに言ってるせいで、仕事をサボってるなんて思われないように、、、


それでも、新曲を出すたびに、、、


オリコンの結果が気になって、前日は寝られなかった。


そんなモノに縛られるなんて、バカなのかもしれない。


だけど、今まで1位を取って来たんだ。


それが急に取れなくなってしまったら、僕は、、、


大事な仲間を裏切ることになる。


そんなことだけは、したくない。

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