Love Song
そして、ふとしたきっかけで聴いた愛莉の声に、、、


初音は、惚れ込んだ。


愛莉の歌は、愛莉自身の声で聴きたいと思うようになった。


でも、だからといって、、、


今回のやり方は、横暴過ぎたと初音は反省させられた。


きっと、愛莉なら、、、


社長に突きつけられた条件を、クリアするだろう。


そして、本当にこの世界から居なくなってしまう。


でも、、、


これ以上、愛莉のことを苦しめたくないと、、、


初音は思った。


愛莉の歌をこれからも聴きたい。


だけど、、、


これからは、愛莉が思うようにさせてやりろう。


それで、愛莉の歌が聴けなくなったとしても、、、


それは、、、


、、、無理やりこの世界に引きずり込んだ、初音の責任だ。

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