Love Song
彼女の部屋に入ると、小さな可能性は簡単に打ち壊される。


「、、、居ない、か」


そんな言葉を溢し、僕は彼女の部屋の中へと歩みを進めた。


、、、なんだろう。


よくわからないけど、何かが変な気がする。


僕はグルグルと、彼女の部屋の中を見渡す。


何が変なのかは、わからないけど、、、


変だと言うことは、わかる。


これは、ほぼ確信に近い。


だって、5年も毎月帰っていたんだ。


それが月1だったとしても、愛おしい彼女のことだ。


きっと、僕が1番わかってる。


その僕が、感じるんだ。


僕はその何かが、何か、、、


必死にしろうと、頭をフル回転した。

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