偽りのジブン
「美-香っ!」

この声は私の親友 山本千鶴(やまもとちづる)。

「ん?ふぁぁぁぁぁ・・・・おはよう・・・。」

「おはようじゃないよ!いつまで寝てるのよ!」

と私の頭を丸めた下敷きで叩く。

どうやら私は寝ていたらしい。

私の名前は 尾崎美香(おざきみか)。

どこにでもいるような高校2年生。 女子。
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