キミとひとつになれたら
story5
戦慄と限界
「冬真っ!まだ起きてたの?さっさと寝なさいっ……。仕事で疲れてるのよ」
「ろくに仕事してないくせに…何言ってんだよ」
「っ…何ですって……」
入ってきたのは、スーツ姿の男の人と女の人。
この人達って……。
四ノ宮くんの、ご両親?
「下衆どもが……。帰ってくんなよ……」
四ノ宮くんは鬼のように顔を歪めた。
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戦慄と限界