キミとひとつになれたら
離れる気持ちと悲劇
私はやっと決意した。
彼から、
四ノ宮くんから離れると。
馬鹿だった。
もっと早く決断していればよかった。
だけど彼は……。
「小春ちゃん!!何で先に行くの!?一緒に登校するって決めてるのにっ…」
朝。
彼を置いて先に登校した。
そしたら怒られた。
周りに人がいようと、お構いなし。
彼から少しずつ離れようと思った。
けど、
彼はそれを許してくれない。
メニュー
離れる気持ちと悲劇