キミとひとつになれたら





―グイッ



勢いよく、乱暴に引っ張られた髪の毛。




私はそのまま、
その場に勢いよく倒れてしまった。




背中を強打して、痛くて動けない。





「……」


「っ…し、の…みや、くんっ…」



四ノ宮くんは無言で私の体をズルズル引きずり、リビングへ。





乱暴にリビングに戻された。
四ノ宮くんは無言のまま、私に馬乗りになった。


手には、ナイフ。




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