また、
それが溜まりに溜まった今、今のうちに片付けるしか道はなかった。
「俺バカだな。」
ほっといてアホ言われてる方が楽に違いないのに。
しかし普通でいるためにはしかたない。
率直な理由は補習が面倒だということと普段の行いを帳消しにしてもらうには成績は普通より少し上でいるしかない。

3時間キッチリ煙草も吸わずに勉強を済ませた。
「ニコチン・・・」
その単語を呟き煙草を探すがストックしていたカートンは長方形を保ってはいるが空だった。
仕方なくコンビニへ向かう。
タスポが始まり、コンビニでしか買えない。
しかも場所によれば身分証掲示を必ずと言われ買えやしない。
「めんどくせぇ・・・」
口寂しさをまぎらわすためにガムを放り込み財布と携帯をポケットに押し込み家を出た。
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表紙・目次

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