地味女は、伝説の美少女?!

番外編

初デート



【陽芽サイド】



あれから、私はずっと雷の別荘で暮らしている。



「雷っ!おはよー。ご飯作ったよ」



「え?料理作れるのか?」



「うん!」



「料理作れないと思ってた」



「えー。料理、すごく得意なのに・・・
まあ、冷めちゃうから早く食べて!」






「なあ、これ陽芽が作ったのか?」



「うん」



「めっちゃ、うまい!!」



「よかった!」



「いい嫁になるな」



「誰の?」


私はいじわるっぽく聞いた。



「俺だろ?

俺以外にお前を幸せにできる男なんていねぇから」



「/////」



朝からドキドキしっぱなしです。



「よし、今日デートするか!」



初デート!?



「うん!
どこ行くの?」



すごいワクワクする!



「服、買いに行かね?」



「うん!」



私達は大型のショッピングセンターに行った。



「はい」



雷が手を伸ばした。



「え?」



「人、多いからはぐれるだろ?
手、つながねぇの?」



「つなぐ!!」



私は雷の手をぎゅっと握った。
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