地味女は、伝説の美少女?!
「まぁ、俺が手ださねぇよーにするから安心しろ」


さっきとは打って変わって真剣な表情の雷。



「あ、ぅん…」




ドキ…



小さく胸が音を立てた。



か、かっこよすぎる。



「行くぞ」



雷はそう言って私の手を握った。



「ら、雷…////」



「何?」



「あのね…私ー」



チュ…



「ん?!」



また、
キス…



嬉しいけど……



切ない…よ



私はいつの間にか
言葉を発してた。



「なんで…キスするの?」



「…」



「!?
遊び?答えてよ!
なんで…」


こんなに…
胸が苦しくなるの…?



「ごめん」



「なんで、ごめんなの?
意味、わかんないよぉ…っ!」



「ごめん…
言えねぇよ」



「い、言ってよっ!」



「…」


< 40 / 128 >

この作品をシェア

pagetop