地味女は、伝説の美少女?!






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一ヶ月後



私には、居場所ができた。
露悪のみんなが認めてくれたんだ。



嬉しくて……



涙があふれた。



「雷さん!桜樹[ougyu]が
攻めてきそうです」




桜樹は全国レベル3位



かなり、強い。



露悪と力はそう変わらない。



しかも、桜樹はやることが汚くて有名な暴走族。


シンナーとか薬してるという噂や……



援交などの手助けをしている噂など……
たちの悪いものばかり…





黒蝶よりも汚い。


「「「やばい」」」



みんながそう口にしてしまうほど…


「…桜樹か」


雷も、めんどくさそうに言った



「大丈夫だよ!
みんなで力合わせれば勝てるって」



「そうだな」



「うん」



「みんな、準備しとけ」



「「「はい」」」


私はパソコンをいじった。



「何してんだ?」



「桜樹の事、調べてんの!」



カチカチカチカチカチカチカチ

パソコンを器用に操る。




「よし!かんっぺき」



「何が?」



雷がパソコンに目を向けた。



「……!!!!」



「どう?」



「何したんだ?」



「ハッキングしただけ♪」



「できんの?」



「まあ、少しだけね」



「すげぇ」



「いやいやっ
これコピーしてみんなに配るね」



みんなを助けられるなら…



どんなことでもする。



桜樹の基地、戦い方、武器の使用、
人数、などが入った情報をハッキングしてコピーした。

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