地味女は、伝説の美少女?!
ー黒蝶の基地ー




戻って来たって感じがする。



「く、黒姫だ!!!」



「やばい!!可愛いな」



70人前後が私を見てる。


何人かが私に話しかけたが私には無視した。



だって、仲間って認めてないからー・・・


私の仲間は露悪だけ・・・・




だけど、黒蝶でも信じられる人がいる




それが白ー・・・




それ以外のみんなは信じられない!!



「な、なんで姫ちゃんが?」



蝶は驚いた表情で私を見ている。



「・・・・蝶っ!!!!
久しぶりだね!!」



「!!!!」



「蝶、あんた公開処刑よ!」



「い、いやー!!!!」



「なんで、蝶さんが?」



「こいつはね、私を男20人に売ったんだよ!そして殴ってもねーのに嘘ついて。

私の居場所を・・・・・」



「う、嘘だろ?蝶!」


煇が目を開き私をガン見する。



黒蝶の幹部が蝶にかけよる。



「蝶さん?」



「そ、んなことしてない!!!」



「したじゃん!」



「してないもん!!」



「嘘つくな!!!!
公開処刑は決まってるの!!」



「やああああああぁぁぁぁぁ!」



蝶は泣きはじめた。



「白・・・」



私の後ろには白が立っていた。



「はくぅぅぅ───!
姫ちゃんが、変な事言ってきて・・・」



蝶は白に抱きついた。


「さわんな!!!
きめぇ!!
お前、黒姫を売ったんだろ?
公開処刑しねーと・・・・
許さねぇ!!!」



「は、くぅ・・・・
蝶はしてないよ?
姫ちゃんが嘘言ってるの!!」



「黒姫が嘘言うかよー!
嘘ついてんのは、お前だろ?」



「──────っ!!
だっでぇ、は、ぐのせぇだもん・・・

は、くが姫ちゃんばっがり・・・・・
可愛がっでぇ!!!

私は、白が好きなのに!!!

それなのに、姫ちゃんは白の気持ちに気づかないし!!!
こらしめてやろーとしただけだもん!」

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