少女マンガ×天然少年


「ナ、ツ、メ!」

「…ん~、なんだ」

なんだじゃねぇよもぉ!

こそっと耳打ちすると、こくっとうなずき「やる」と言った。

「先輩、やらせてください」


「おし、んじゃ、こっちこい」


先輩に付いていき、数分後――


俺たちは、先輩のジャージを着て立っていた。

おお、なんか、赤って新鮮だな。

俺ら1年は、青なうえに、俺は中学のジャージも青だったから。


ヤル気出てきたぜーっ!


それから、弓の持ち方や、色々を教わった。

< 9 / 21 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop