少女マンガ×天然少年
「ナ、ツ、メ!」
「…ん~、なんだ」
なんだじゃねぇよもぉ!
こそっと耳打ちすると、こくっとうなずき「やる」と言った。
「先輩、やらせてください」
「おし、んじゃ、こっちこい」
先輩に付いていき、数分後――
俺たちは、先輩のジャージを着て立っていた。
おお、なんか、赤って新鮮だな。
俺ら1年は、青なうえに、俺は中学のジャージも青だったから。
ヤル気出てきたぜーっ!
それから、弓の持ち方や、色々を教わった。