彼氏じゃない人を好きになりました。

「え?」

「だったら、ちゃんと自分の好きな奴のところに行かないと。」
晴兄は優しく言った。

もう視界はぼやけてあたしは晴兄の顔さえよく見えない。


留めなくあふれる涙。
昨日枯れるほど泣いたのにこれほどまで涙が出るなんて。
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