お前はもう、俺のモノ。
よかった。
安心したと同時に、俺は少し恥じらう。
だって、俺はゆうゆをきちんと信じてなかった。
もちろん、ゆうゆがそんな女じゃないのは、俺はとっくにわかってた。
まぁ、それが確信に変わったって感じか?
俺は前にいる転校生を見る。
顔立ちはよく、1言で言えばきれい。
だけど、どこか危ない雰囲気。
こいつは、俺の敵になるな。
うん、絶対。
それは健斗もわかったようで。
「あいつには、気を付けないとヤバいぞ?」