お前はもう、俺のモノ。
“恋”にはハッピーエンドはつきもので。
だからこれにも、この変化にも、“ハッピーエンド”という名で括(くく)られるのを見ていよう。
“誰か”は傷付き、また“誰か”は救われる。
“誰か”はまた同じことを繰り返し、“誰か”を傷付ける。
自分の思うままに。
これ以上傷付きたくないからと、執拗に避ける争いはなにも生まなかった。
ただ、“誰も”が願う。
ハッピーエンドをください、と––––––––
〈sideend守〉