お前はもう、俺のモノ。



ニッコリ、綺麗な笑顔を見せる奴。


昨日の転校生。


名前は確か……



「平坂 充。


僕の名前くらい覚えてよね、辻村 守くん。」



そう、平坂。


急に話しかけてくるこいつは、なんだかいけ好かない。



「辻村君、そんなにイヤそうな顔しないで?


僕、キミとならいい友達になれると思うんだ。


ついでに、キミの友達君も。」




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