お前はもう、俺のモノ。




「おやすみ~」



あれからお風呂に入ったりして、なんだか眠くなったあたしは寝ることにした。



「姉ちゃん、明日もいつも通り起こせばいい?」



「んー。よろしくー」



眠たすぎてあたしがなんて言ったのか、正直覚えてなかった。


でも、きっとこんな感じの会話だったと思う。








「おーきーろーーーーーーーっっっ!!!」



「ふぇっ......?」



な、なんか変な声が出た。

う、うるさいのが悪いんだからね!?

......多分。


朝だからって言って、そんなに語尾を伸ばさなくっても。


もうちょっとだけ寝ようかな?


あと少しだけだし。



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