お前はもう、俺のモノ。

大好き




「行ってきまーす!」



パパが帰ってくるのが明日だと聞かされて、ご飯を食べてたら学校に行く時間になっていました。


急いで支度をしたりして、あたしは学校へと向かいます。


電車通学だから、ちょびっと早目に家を出ないと失敗するんだよねー。


この絶妙な時間。



「眠いなぁ~」



あたしはすっごく眠たそうに言って、気持ちを切り替えて家を出た。


電車の駅のホームで友達があたしを待ってくれてるんだ。


あたしの大親友。



「那留(なる)、待った~?」



那留ちゃんです。

那留は、すっごく可愛い子で色白なんだ。


女の子のあたしから見ても、付き合いたいって思っちゃうような子。



「ゆうゆ!

待ってないけど、電車に乗り遅れちゃうよ!!」



それって、待ったってことですよね?



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