お前はもう、俺のモノ。



泣いていると思っていたら、突然そんな声がした。



「んなわけねーじゃん。

俺、1年の頃から好きだったんだけど。」



俺、ホントにお前が好きだから。



「あたしもね?

あたしも1年生の頃から大好きだったんだよ!」




笹木が最高の笑顔でこっちを見てきた。


ヤベェ。


可愛い。



「はぁ、可愛すぎ。

ねぇ、告白の返事は?」



思った事が口からもれていたにもかかわらず、俺は返事を要求する。



「......っ、はいっ、喜んで!!

お願いします♪」




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