お前はもう、俺のモノ。



放課後になって、あたしは1人で体育館裏に言った。


なにするんだろう、と不安になったけど


あたしはたいして気にしなかった。



しばらくして、鈴木先輩が遅れてきた。



『ごめんっ、遅れたよっ』



そう言って謝る先輩は色気があった。


鈴木先輩は、2年生だった。


後から知ったけど、2年の中では1番カッコいいと言われてる人だった。




『あの、今日はどうしたんですか??』




さっそくあたしは本題をふってみた。



『うん、そのことなんだけどね......

俺、ずっと前からゆうゆちゃんのことが好きだったんだ!』



......。


だからなんなんだろう。




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