もう一度会いたい
病院についた。
すると、あいつのお母さんが手術室の前で泣いてた。
「あ、あいつ、は...」
お母さんが手術室を見た
あ、 あぁ
私はショックのあまり立てなくなった
私が迎えにきてなんて言わなければこんなことにはならなかった
自分がほんとに馬鹿だ
目からたくさんの涙が出てきた
「あの子ね。こんなもの持ってたの」
お母さんが小さな箱を渡してくれた
手より少し小さい箱
見たことがある
箱を開けると
中身は指輪が入ってた
「...これ、買いに行ってたのかな?...」
涙が止まらなかった。
止まるはずがなかった。
残酷な結果を耳にしてから