私の中で男になって
付き合う前から友達として特別な関係ではあったけど

でもきっともう友達としてだけの関係で我慢できなかったのは


翔君も同じだったんだと思う







私の耳元の翔君の声は息が荒かったから


翔君も私と同じようにドキドキしてくれてると思うと


私はもっとドキドキする



毎回毎回キスもなしに熱くなった体のままバイバイするから

友達でいるなんてもう我慢できなかった

体はとっくに翔君のことちゃんと男の子としてみちゃってるのに


表面的な立場だけ友達だなんてもう我慢できなかった


翔君もそうだったんだと思う

だからこんな、


こんなキスをするんだとおもう


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