キミのおかげ。
足音がドアの前で止まったかと思うと、
入って来たのは上野君だった。
今まで関わりがなかったけど…
そもそも今日学校あるんじゃないの?
「大丈夫、熱」
上野君はそう言って
スポドリとゼリーとお粥を持ってきた。
でもまだ生きている理由がわからない私は
上野君に聞いてみた
「何で私生きているの」
上野君は驚いたようだった。
上野君は口を開いた。
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