違和感を覚えた。

すげえ悪寒が走った。
ヤバい気がする。

俺はベッドから少し体を起こし、ベッドの隣の窓のカーテンを少しめくって外を見た。

気絶するかと思った。

あの化け物が家の目の前に立っていて、
俺を、
見ている。

「ヒッ!!」

シャッとカーテンを閉じて布団にくるまった。

ガタガタガタガタガタガタガタガタ

震えが止まらない。

やばいやばいやばいやばいやばいやばいやばい
なんでいるんだよなんでなんでなんでなんで

寝起きであったためか、脳がおかしい。
グラグラしていて強烈な恐怖とともに眠気が襲う。

< 5 / 15 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop