アンダー・ザ・パールムーン


「スカイツリーはまだ混んでるらしいから。あ・え・ての、東京タワーにしようや?」





わたしの左側だけ、あったかい。

人肌って、気持ちいいんだな…


初めて知った。






「横浜のラー博もいいな、俺、3杯はイケるわ。あ、中華街っていう手もあるよな。ピータン食いてぇ」




わたしの身体は、あちこちがジンジンヒリヒリ痛い。

そんなことお構いなしに、タケシ先輩は喋り続けるんだ。


1番痛いのは、ぶっちゃけ…アソコ。次が…チクビ。みんな先輩のせい。


優しくするって言ったくせに吸うのも舐めるのも強過ぎるし、ピストン運動も激しいんだもん。


おかげでわたしのカラダは、ずり上がってしまい、ヘッドボードに頭を何回もぶつけた。




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