好きと言う私を君は……
「…あ、おい…」
ほえっ?
後ろから声が聞こえて振り返ると…
「な、な、な、渚くん?!」
なぜゆえにここにっ?!
さっきあいましたよねっ?!
「………古典の教科書貸せ」
め、命令だけど…嬉しい♪
「はいっ!!渚くんどうぞっ!!」
「……さんきゅ…てか、なんでこいつお前に抱きついてんの」
「えっ?…柳瀬まだ抱き付いてたの?!」
「いいじゃーん…けちっ」
「絢にはわからない男心があるのよ」
やっぴーが美しく笑った