チャイルド暴走族なめんなよ
バンッ

俺は黒い鉄のドアを開けた。

「沙菜!怜奈!いるのか?」

「あ……は、やと。たっっすけて。」

「沙菜!!大丈夫か!?」

「ん。なん…かね…って!!

怜奈は?怜奈は!?」

「怜奈はそこだよ。」

俺が指差した方を見た沙菜は安心して

いたようすだった。

怜奈は清太が慰めていたから。

「なにがあったのかはあとで聞くから

とりあえずホテルもどろ?」

「うん…ありがとう。」

「ああ///」

俺達は泊まる予定のホテルに戻った。

滝鬼は警察を呼んでおいた。

拉致事件の件でな。
< 32 / 38 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop