チャイルド暴走族なめんなよ
キーンコーンカーンコーン

ガラッ

やべぇ、ギリギリ間に合った。

俺は3ー5で、清太・怜奈と同じ

クラス。

一時間目は…音楽。

俺、音楽ってあんまりなんだよなー。

沙菜は音楽と家庭科が大好き~とか

言ってたけど俺にはわかんねぇ。

二時間目は算数。

と、授業を受けたりお昼食べたり

していたらやっと放課後ーー!!

はやく倉庫いこいこ。

トントン

ん?誰だ?

クルッ

あ、同じクラスの葉山美江ってやつ

か。たしか…クラスの学級代表っての

になってたやつだよな。

「なに?」

俺ははやく倉庫に行きたかったから

できるだけはやく聞いた。

「あのついてきてもらってもいい?」

「うん。」

なんだろ?

俺は葉山に校舎裏までつれてこられ

た。

「あのっ、前から隼人君のことが

好きでした。付き合って

ください。」

「ごめん…俺好きな人いるんだ。」

「あ、そか。わかった。」

葉山が走っていった。

おれのどこがいいんだろ。

チャイルド暴走族は有名だからそれ

目当てでコクってくるやつも多い。

でも葉山はそんなかんじじゃなかった

な。

あ、、、はやく倉庫。
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