コスメワールド
それから毎日、「チューリップ」に通うことにした。
毎日1個「バタフライ」のコスメを買って、あの彼、三橋さん(名札を見て知った)に会うという日常生活だった。そして私は三橋さんのことがますます気に入ってしまった。
ある日、いつも通り「チューリップ」に行ったけど、三橋さんが見あたらなかった。他の店員に訪ねてみた。
「三橋なら、昨日限りでやめました。何かご用がございましたか?」
「いえ、いいです」
うそ。こんなことってあるの?私、早く告白していたらよかった。
しかも、それだけではなかった。
「ちょっと!三橋君って結婚したんだって!」
「へぇ~おめでたいね」
近くで話をしていた女の店員がそう言った。
そんな。じゃあ私がただ浮かれていただけ?
私はしばらくその場に立って、頭が白くなった状態でいた。
毎日1個「バタフライ」のコスメを買って、あの彼、三橋さん(名札を見て知った)に会うという日常生活だった。そして私は三橋さんのことがますます気に入ってしまった。
ある日、いつも通り「チューリップ」に行ったけど、三橋さんが見あたらなかった。他の店員に訪ねてみた。
「三橋なら、昨日限りでやめました。何かご用がございましたか?」
「いえ、いいです」
うそ。こんなことってあるの?私、早く告白していたらよかった。
しかも、それだけではなかった。
「ちょっと!三橋君って結婚したんだって!」
「へぇ~おめでたいね」
近くで話をしていた女の店員がそう言った。
そんな。じゃあ私がただ浮かれていただけ?
私はしばらくその場に立って、頭が白くなった状態でいた。