純恋愛花火
1週間前。
夏休みの予定を友達と話していたら、友達から花火大会を一緒について来てほしいと頼まれた。

「咲良。お願い!実は夏樹と行くことになっているだけど、親には咲良と行くって話しになっているの」

「友里。そんなこと言ったの」

私、花村咲良。いま話している佐々木友里は、保育園から親友。親同士も仲が良く。毎年、友里の家族も、私の家で花火を見ている。

友里は、2ヶ月前に出来た彼氏の夏樹君と花火大会に行くことになっているが、親には付き合っていることを内緒にしていた。
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