青空とキミと。





―――キーンコーンカーンコーン…




「まだ昼かよぉ」



4時間目、ダルい数学のため屋上でサボった俺と空。



昼休みを告げるチャイムが鳴った。




「先、帰んね?」


「ああ」



たいして学校にいても面白くない。



ダルくなって立ち上がり、屋上の扉を開けた時だった。






「…誰か来る?」


「…ああ」



扉を開けたら、階段下から女の声が聞こえてきた。



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