青空とキミと。





「「あ」」



意外にも、空と女の声が被った。






俺の目の前にはあおと、女がひとりいた。




「え、あおちゃん!?」



隣の空が真っ先に言う。


てか、知り合いなのかよ…



あ、昨日か。



昨日、空が言ってたことを思い出す。




「あ、昨日の…」


「はろーさん」


「あおー、早く入んない?」


「うん」





ふたりが入ってきたことによって、俺達も再び屋上の床に座った。



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