青空とキミと。



「あ、ちょ!」



あおの手を握って、自分の口元まで動かした。




偶然なことに、卵焼きは俺の好きなほんのり甘めの味。



それがまた嬉しかったり。




「うまいなこれ」



人とか初めて食べたけど、俺の親より上手いんじゃね?ってくらい。




すると、


「え、本当ですか!?」


身を乗り出してきたあお。



俺はいきなりの反応にびっくりした。



< 108 / 360 >

この作品をシェア

pagetop