青空とキミと。



遥斗先輩から身体を離そうとすると、



「せ、先輩?」


何故か離してくれない。



「もう大丈夫ですよ?」


「俺が大丈夫じゃない」



ドキ、ドキ…


こんな近いから、なんか恥ずかしいよ…



また、迷惑かけちゃったなぁ




「ごめんなさい…」


私がそう言うと、



「…―――くんじゃねぇよ」



そんな小さい声が聞こえた。



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