青空とキミと。
***
「うー」
「……」
「えー「うっさい」…」
只今、お勉強中
あれから毎日、誰もいない教室で放課後に千穂と勉強していた。
っていっても千穂は、クラスでもトップ3に入るくらい頭がいい。
だからこうして頼みこんで、教えてもらっている。
「7×7は?」
「いちにー、さん…」
「あんたどーゆう考え方してんのよ」
「あ、わかった!
48!」
「って何で分かんないの!?」
でも、さっきから千穂は怒ってばっかり。