青空とキミと。



「え!違うの!?」


「答えは49!」


「おっしいなぁ」

「かけ算におしいもないから…」



こんな感じで、提出物のワークなんて全然進まない。





部活に入っていない私達は、下校時間ギリギリまで居残っていた。



「今日もありがとう!」


「はいはい」


毎日こんなに私がバカでも、教えてくれる千穂は優しい。






そして今日も家が反対方向のため、校門で別れるとまだ暗い道を1人歩いて帰った。


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