青空とキミと。



次の日の放課後も、


私達はいつものように2人で勉強をしていた。



部活の掛け声だけが、遠くから響いて聞こえる室内。




昨日覚えた公式を解いている時だった。





「ねぇ、この声…」


動いていた手を止め、声が聞こえる廊下の方に耳を澄ませる。




知ってるような名前を知ってるような声が呼んでいる。



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