青空とキミと。


***


次の日はちょうど休日。


週明けにはテストを控えていた。





「おじゃまします…」


来たのは遥斗先輩のお家。




「…階段上の右側の部屋な」


「あ、はい!」



家の方が集中できるっていうのと、遥斗先輩のお家にちょうど誰もいないということでここになった。




持ってきたお母さん手作りのお菓子を渡して、千穂と言われた通り階段を上っていく。


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