青空とキミと。



「さっきから唸りすぎ」


「え、また!?」




実は、私が勉強してる時は大体唸ってるという。


毎回といっていいほど、千穂に怒られる私。



唸ってる自覚ないんだよね…





そんなことを思ってると、ふと視線を向けられていることに気づいた。



「唸ってるの気づいてないって!」


空先輩は爆笑。



「小動物…」


遥斗先輩は、ぶつぶつ呟いている。




はっ、恥ずかしい!


今更思った私は、反射的に顔が赤くなる。


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