青空とキミと。



「お前さ…にやけてんじゃねーよ」

「…にやけてねぇよ」


多分、ニヤけてなんかない。




「お前がそんな反応するなんてなぁ」



不気味に笑う空。


こっち見んな、


ふいに、殴ってやりたい衝動にかけられる。




「黙れよ」


「…ぶはっ、遥斗がなぁ!」



隣で笑う空を、俺はこのあと無視し続けた。



< 168 / 360 >

この作品をシェア

pagetop