青空とキミと。
「―――俺さ、自分で言うことじゃないけどずっと周りからちやほや言われてたんだ。」
初めて会った遥斗先輩を思い出した。
かっこいい、綺麗な先輩。
まさに噂どおりの先輩だった。
「だからさ、中学でも女が寄ってきて。
最初は、告白とかされたら断ってただけだったけど。
だんだんそれもめんどくなって…」
咄嗟に聞きたくないと思ってしまった。
「んで、中学二年くらいからは女遊びをするようになった」
今の遥斗先輩から考えられない話。
でも、今もやってるの?
疑問が浮かんだ。