青空とキミと。




着いたのは屋上。


もしかしたらとか思ったけど、誰もいなかった。




「とりあえず座ろっか」


千穂にそう言われて、2人ともコンクリートの床に腰をおろす。




「……」



千穂には話してないことがたくさんある。


でも、何から話したらいいのかが分からない。




「ゆっくりでいいから」


迷っていると千穂は優しく言って、私が話すのを待ってくれた。



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