青空とキミと。




そして、昼休みのチャイムと同時に教室を出て行った湊。


私もそのあとを着いて行った。









―――――――ギィ…



屋上の錆びた扉を開けると、そこにはフェンスに寄り掛かる湊がいた。




「…湊?」


音で私が来たと分かるはずなのに、こっちを向かない。



怒ってるのかと思い、変な緊張が襲ってきた瞬間。






真剣な瞳をした湊が振り返った。



< 23 / 360 >

この作品をシェア

pagetop