青空とキミと。




「あーお!」



昼休み、私の席に千穂が来た。


今日は珍しく尚もいる。



「どうだった…?」


『うん、決めたよ』



遠慮がちに聞いてきた千穂だけど、私が昨日のことを話すと喜んでくれた。




『心配かけてごめんね』



湊がいなくなってからは、2人も私の前では湊のことを話すこともなくなり。


どこか、気を遣ってくれていた。


「湊と話せて、よかったな」


『…うん』



2人には、すごく感謝してる。


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