青空とキミと。



『なんでって…』


「見せつけてーんだよ」




誰に見せつけるのか



でも、その言葉に思わず照れてしまう。




「…顔赤いぞ?」


『あっ、赤くないです…!』


「お前は俺のだからいいだろ?」


『なっ!?』





否定する私だったけど、あまりにも余裕な表情と真っ直ぐな遥斗先輩の瞳に。


私は小さく頷いたのだった。





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