青空とキミと。



すると、


「なぁ…」



頭上から聞こえてくる声。



『はい?』


「何回キスしたことあんの…?」



何かなー、と思えばぶっ飛んだ質問だった。



『へぇ!?』


予想外の言葉に、慌ててしまう。


でも何回って…



『数えられない…』



そう答えた私が悪かったのか、さっきまでの表情がいきなり曇り始める。


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