青空とキミと。




『遥斗先輩っ』



力いっぱいに屋上の扉を開けると、コンクリートの上に寝転がってる姿が見えた。



遥斗先輩は、こっちを向いて驚いている。





『会いたくなって…』


「ばか、んなこと言うなよ」



頬を赤くした遥斗先輩は、そう言いながら手招きをする。



嬉しくて、ニコニコしながら行くと隣に腰をおろした。




『サボりですか?』


「まぁな」



2人して空を見上げる。


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